別冊チョコレット

右でも左でもない下だ

生誕100周年記念

 日本の現代美術史上、かなり重要な位置を占めるであろう「具体美術協会」。
その「具体美術協会」のリーダーだった吉原治良の生誕100年を記念した大規模回顧展が、ATCホールで開催中。
 新しい表現を模索し続けた前衛集団をまとめていた吉原の作風の移り変わりを見れるのは、おもしろいとおもいます。27日まで。

 もう一つ、生誕100周年のものが、「新開地」です。
読んで字のごとく、1905年神戸の湊川を埋め立てて「新しく開かれた地」が100歳になりました。
 記念して「新開地生誕100年の饗宴」なるイベントが行われています。
4組のアーティストがプロデュースする4つの饗宴。藤浩志プロデュース「湊川公園の饗宴」は終わってますが、残り3つはまだ間に合います。次は藤本由紀夫プロデュース「湊川隧道の饗宴」楽しみです。
 くわしくは http://www.kavc.or.jp/art/sas/100th/ を覗いてください。