弐拾世紀日本赤煉瓦建築番付
20世紀の終わりに、藤森照信氏ら4人を行司に、
日本の赤煉瓦建築の番付が行われたのを最近知りました。
東の横綱が
『東京駅』、『横浜煉瓦倉庫』、『片倉工業富岡工場(旧官営富岡製糸工場)』の3つ。
西の横綱が
『大阪中央公会堂』、『江田島旧海軍兵学校生徒館』、『今村天主堂』の3つ。
建築ファンならずとも、どこかで見聞きした歴史的な有名建造物ばかりで、
さすが横綱の名に恥じない面々が揃ったという所。ひとつを除けば。
そのひとつ『今村天主堂』。よくぞ選んでくれました。感激して涙がでそうになった。
この名を知ってるのは、赤煉瓦建築マニアかクリスチャンか福岡の人でしょう。
私はマニアでも、クリスチャンでも福岡の人でもないけど知ってました。
なぜなら、私の故郷の隠れた偉人、鉄川与助が作った教会だから。
与助さんは、教会建築では一目置かれた存在くらいの認識だったのに、横綱を作り上げていたとは。
鉄川与助で検索すると、なんとお孫さんがHPを作ってらっしゃる。
http://www1.odn.ne.jp/tetsukawa/
是非、訪問して。鉄川与助のいい仕事っぷりを堪能してみてください。