別冊チョコレット

右でも左でもない下だ

「マニアの受難」

30周年を迎えたムーンライダーズのドキュメント映画。衝動買いしてしまった。
メンバーや関係者のインタビューに記念ライブの映像を短くはさんである構成。

「最大のチャンスを逃しましたね。」という言葉がでてくるんだけど、
ライダーズを売り込む為に、レコード会社が組んだプロジェクトを断った時に言われた言葉。
もしかしたら、ファンにとっては「最大のピンチ」だったのかもしれない。
もし、プロジェクトを受け入れて大ヒット飛ばしていたら30年続いてないんじゃないかなと思う。
やっぱり売れたらライダーズじゃないでしょう。

最後にライダーズのライブに行ったのは「月面賛歌」が出たときのツアーだから、もう10年近く前だ。
リーダーの鈴木慶一はCMなどでちょこちょこ観てたけど、他のメンバーの老け方にびっくりした。
とくに、かしぶち哲郎。メンバー唯一のイケメンだったのに、細野晴臣化していた。
(インタビューで細野さんもでてくるけど、こちらはなぜか坂本龍一化していた。)

アマゾンで頼んだ時10%オフだったのが次の日から20%オフになっていたという落ちまでついて。
買うまでもなかったけど、BOXが凝っていてかっこいいので、ま、いいか。