別冊チョコレット

右でも左でもない下だ

自殺サイトの娘VS橋の上の娘

ある男はネットカフェで、快楽殺人のために自殺志願者を物色し、ある男は橋の上で、ナイフ投げの的を求めて自殺志願者を物色する。
前者は現実の狂気で、後者はスクリーンの中のファンタジーだ。
ファンタジーといっても、そこはそれルコント監督のこと大人のファンタジー
もうエロくてエロくて、ナイフ投げがこんなに官能的だなんて知らなかった。
話としては単純で単調。でも、モノクロームの夜の画面が美しいし、ナイフ投げのシーンを見るだけでも価値があります。倦怠期のご夫婦にお奨めします「橋の上の娘」。子供はみちゃだめだぞ~。

採点 ☆☆☆