今回、楽しめたのは楽しめたのだけれども、
スカートをはいた女形はオカマに見えるということが判明し、
やっぱり、現代劇をやるときはコメディーだよな、と思った。
木の枠はすごかった。シンプルな仕掛けだけど、いろんな表情みせてくれて、アイデア一発現代美術的。
黒子(グレ子?)が今回活躍してました。見える人にしか見えない妖怪だからグレーだったんだろう。トランプのシーン、秀逸。長崎生まれの私としては、蛇踊りもうちょっとがんばってほしかった。狭い舞台じゃ難しいだろうけど。
律は、初々しかった、役になりきるのでいっぱいいっぱいで、
アドリブかまされたら対応に戸惑ってましたね。
文長2羽はいいコンビネーションでした。
個人的なツボは波多屋さんの突然剛毛。
でも最優秀賞はやっぱり、開演前幕前で、微動だにせず、正座して客を迎えてくれた巫女さんでしょう。
開演したら踊り出して、足痺れてないんだと感動しました。
以上、体調がチョイ悪親父だったので、テンション低めの鑑賞になってしまった私の雑感。