前回の続きですが。銀の函ですね。音が出ていて、首から下げて貰って、客が作品になるっていうものでした。今回の目玉商品。数に限りがあって見落とすというか、聞き逃すというか、体感しそこなう所だった。
首から下げて、改めて、多くの人が蠢く、ほとんど展示品の無い美術館を歩き回ると、同じ景色なのに、ものすごくウキウキしてしまって。なんなんでしょ、この感覚?同じ函ぶら下げている人とすれ違ったらにんまりし、無い人に対して、優越感や同情の気持ちがわいてきたり。おもしろかった。
最後に、大谷記念美術館、香露園倶楽部、藤本由紀夫さんに感謝。「10年間みんなを楽しませ続けてくれてありがとうございました。お疲れ様でした。」